エアコン取付け 2階

2階へのエアコン取付けにかかる費用とは？

主な設置場所と注意点もご紹介！

夏の暑い日にはエアコンが欠かせません。最近では、冬の寒い時期にもエアコンを活用する家庭が増えています。寝室や子ども部屋に設置すれば、夜間でも快適に過ごせます。一方で2階にエアコンを設置する場合、費用について気になる方もいるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、2階へのエアコン取付けにかかる費用や取付けにおける注意点をご紹介します。

1. 2階へのエアコン取付けにかかる費用

2階へのエアコン取付けは、状況によって費用が異なります。ここでは、2階へのエアコン取付けにかかる費用について見ていきましょう。

1-1. エアコン設置でかかる主な費用

エアコン設置では本体の価格に加えて、設置に伴う費用が発生します。
エアコン設置にかかる主な費用は以下の通りです。

・本体の取付け費用
・室外機の取り付け費用
・配管の接続費用
・アース線の設置費用
・真空引き

※通常は上記のような費用が発生しますが、当社ではすべて標準工事の内容に含まれております。
真空引きとは、室外機と配管の内部にたまった空気を抜く作業のことです。室内に取り付ける本体と室外機をつなぐ配管に、専用の道具を接続して真空引きをします。上記の費用は、設置場所に関係なく発生します。2階にエアコンを設置する場合でも、取付けに支障が無ければ1階の設置と同じ料金で済むでしょう。

1-2. 2階へのエアコン設置でかかる主な追加費用

2階へのエアコン取付けの場合、設置場所や周囲の状況によっては追加費用が発生するケースがあります。主な追加費用は以下の通りです。

・特殊な場所への室外機の設置費用
・室外機の立ちおろしに伴う費用
・配管の延長費用
・2階への専用回路の設置や増設工事
・高所作業にかかる費用

立ちおろしとは室外機を1階に設置する作業のことです。2階へのエアコン取付けの場合、室外機も2階に設置します。ただし、スペースが限られている場合には1階に設置します。エアコンの取付けでは電源の確保が必要です。部屋にエアコンのコンセントが無い場合には、ブレーカーから専用の電源を引きます。

2. 主な室外機の設置場所と発生する追加費用

2階にエアコンの取付けをする場合、室外機の設置場所を決めなければなりません。取付けの仕方によっては追加費用が発生するため、前もって決めておくのがよいでしょう。ここでは、主な設置場所と発生する主な費用をご紹介します。

2-1. ベランダへの設置

ベランダに室外機を設置する場合、追加の費用はかからないでしょう。工事費用を安く抑えたい方におすすめです。ベランダに設置する際の注意点は、ベランダのスペースが狭まることです。また、ベランダが南向きに設置されている場合、太陽の光による影響で電力効率が落ちる可能性があります。

2-2. 地面への設置

2階に設置するスペースが無い場合、地面への設置が可能です。室外機を安定した場所に設置できるというメリットがあります。地面に設置する際の注意点は、配管が長くなることです。一般的に配管を長くすると延長費用がかかります。また、エアコン設置でかかる主な本体と室外機の距離が長くなるため、電力効率が落ちる可能性があります。

2-3. 屋根への設置

2階に設置するスペースが無い場合、屋根への設置もおすすめです。ベランダのスペースが限られている住宅におすすめです。屋根に設置する場合、水平に保つための架台を取り付けなければなりません。また、2階の窓から室外機を出すのが難しい場合、追加費用が発生するでしょう。屋根へ設置する場合、雨風の影響を受ける恐れがあります。故障のリスクが高いため、定期的なメンテナンスが必要です。

2-4. 壁面への設置

2階に設置するスペースが無い場合、壁面への設置もおすすめです。ベランダを広く使用できるというメリットがあります。壁面への設置の場合、室外機を支えるための架台が必要です。また、周囲の状況によっては高所作業の費用がかかるでしょう。壁面に室外機を設置すると、振動が壁に伝わる恐れがあります。状況によっては防振ゴムの設置を検討しましょう。

3. 2階へのエアコン取付けでの注意点

2階へのエアコン取付けでは、以下の2点に関する注意が必要です。

3-1. 配管穴の有無

古い住宅の場合、2階へのエアコン設置を想定していない場合があります。

配管穴が無いときには穴を開ける工事が必要です。

前もって費用を確かめておくとよいでしょう。

3-2. 消費電力

エアコンは他の電化製品と同じように電力を消費します。消費アンペアの高いエアコンを設置する際には、契約アンペア数を確かめておきましょう。

4. まとめ