エアコン節電 メーカー

エアコンはメーカー別に特徴がある！

エアコン節電について解説！

近年日本では全国的に夏は猛暑、冬は厳しい寒さになることが増えてきました。このため、夏冬両方とも在宅中は1日中エアコンをつけっぱなしにする家庭も多いでしょう。しかしそうなるときになるのが電気代です。近年のエアコンを見てみると、節電効果が高く期待できるような機種も出てきています。またメーカー別に独自性を出しているので、機能などもチェックして購入するのを決めたいところです。

1. 省エネエアコン導入で節電

最近では省エネエアコンといわれる、消費電力を少なく抑えることを売りにした製品も出てきています。エアコンはどんどん進化してきていて、古い機種と比較すると省エネを打ち出していないモデルでも十分消費電力を抑制できるといわれています。

1-1. 10年経過しているなら買い替えるべし

もし現在お使いのエアコンが10年以上前に購入したモデルであれば、そろそろ買い替えを検討したほうがいいでしょう。というのも10年前のモデルと現在販売されている製品を比較すると、かなりの電気代の節約効果が見込めるからです。

機種によって多少の違いがありますが、10年前のモデルと比較して、現在販売されている省エネエアコンは、年間で17％程度節電効果があるといわれています。本体価格に設置費用と、初期費用がそれなりにかかります。しかし17％の節電効果があれば、数年使い続ければ初期費用は十分リカバリーできるでしょう。

1-2. 省エネ基準達成率をチェック

もし省エネ性能でエアコンを比較するのであれば、省エネ基準達成率をチェックするといいでしょう。エアコンをはじめとした家電製品には現在、省エネ性能の表示が義務付けられています。省エネ性能達成率とは、省エネ性能目標基準に対してどの程度達成しているかを数字化したものです。また星による評価も行っていて、星の数が多いほど省エネ性能の高いエアコンであると一目でわかります。星は1～5つあるのですが、1は100％未満の達成率です。一方5つ星であれば121％以上の達成率を意味します。できるだけ星5つの製品の中からピックアップすると、大きな節電効果が期待できます。

2. 各メーカーのエアコン節電対策を確認しよう

エアコンのメーカーでも節電を意識して、エアコンに関連するオリジナルの機能を取り付けて、他メーカーとの差別化を図っています。どのようなオリジナルの節電機能があるのか、ここでは主なメーカーの節電対策を紹介します。こちらも意識しながら、次どのモデルを購入するか検討するといいでしょう。

2-1. 無駄のない電力消費を意識したモデル

音声機能を搭載したエアコンを開発しているメーカーがあります。節電に関するアドバイスを音声にて行ってくれると、自分たちでも対処しやすいでしょう。しかも部屋のタイプに合わせてアドバイスしてくれるので、自分の部屋における最適なエアコンの使い方がわかります。

また3D温度センサーの搭載されているエアコンもあります。室内の温度を立体的に測定して、ムラのあるところに集中的に風を送るなど無駄のない運転が行えるようになりました。

2-2. AI機能を搭載したメーカー

近年AI機能を搭載している家電も多く発売されてきました。エアコンも例外ではなく、AI機能を搭載しているモデルをラインナップしているメーカーも見られます。AIとセンサーによって、部屋と人の状況をリアルタイムで正確に把握するのです。360度すべてをカバーして監視することで、無駄のない効率的な運転で節電効果を引き出していきます。

2-3. エネルギーのリサイクル化

稼働中のエネルギーをリサイクルすることで、無駄な電力消費を抑止できるようなエアコンを販売しているメーカーもあります。エアコンを稼働すると、どうしても熱エネルギーが発生します。従来モデルでは、産生した熱エネルギーを放出しているだけでした。しかしこの熱エネルギーを利用して、エアコンを動かすわけです。自前のエネルギーを転換することで、省エネ運転が可能になりました。

2-4. 自分でメンテナンスを行うモデル

エアコンは長年使い続けていると、どうしても内部が汚れてしまいます。フィルターなどにほこりなどのごみが張り付くと、運転効率がダウンしてしまいます。適温にするために余計な電力を消費して、電気代がかかってしまうのです。現在エアコン内部のメンテナンスを、エアコン自身が自動的に行うモデルを出しているメーカーもあります。いちいち自分でエアコンのフィルターを掃除しなくても常にきれいな状態をキープして、余計な電力を消費しない機種も発売されています。

3. まとめ