中古エアコンの選び方

中古エアコンを購入する方法とは？

選び方のポイントを解説！

近年では多くの商品で中古品の販売が行われています。新品と比較してかなりリーズナブルな価格で購入できるのが魅力です。実はエアコンも中古品を取り扱っているお店も見られます。中古エアコンを購入するにあたって、どのようなポイントを押さえて比較すればいいかについて、詳しくご紹介します。

1. 中古エアコンはどこで購入する？

中古エアコンはいろいろなお店で取り扱っています。どのようなところで販売しているのか、主要なお店の種類についてみていきます。

1-1. リサイクルショップ

リサイクルショップは、中古品を手軽に購入する方法といえます。リサイクルショップは日本全国で営業しているので、近所で見つけられるでしょう。リサイクルショップのおすすめポイントは、実物を確認できるところです。

エアコンの大きさや状態など、自分の目で確認できるので、納得できる商品を買い求められます。リサイクルショップの中でも大手を中心として、取り付け工事の手配まで行ってくれるところが多く存在します。そのため、自分で設置業者を探す手間を省けるでしょう。

1-2. 中古エアコンの販売店

中古エアコンに特化して販売しているお店もあります。もし近所にこのようなお店がある場合には、こちらに足を運んでみるといいでしょう。中古エアコンを専門で販売しているので、取り扱っているメーカーや機種も多いでしょう。選択肢も多いので、より自分の部屋に合った機種の見つかる可能性が高くなります。家庭用のほかにも、業務用のエアコンを取り扱っているお店も多いので、店舗やオフィスで使用するエアコンを探している人も要チェックです。

1-3. エアコン専門の通販サイト

エアコン専門通販サイトがいくつかありますが、多くで中古品も取り扱っています。上で紹介した2種類の店舗が近所にない、営業時間に店に足を運ぶ余裕のないときなどに利用するといいでしょう。通販サイトの場合、品ぞろえが豊富です。また来店することなく、自宅で注文できる手軽さも魅力です。しかしサイトによって、皆さんが住んでいる地域がサービスの対象外の場合もあります。購入時に注意が必要です。

2. 中古エアコンを選ぶ際のポイントとは？

中古エアコンを購入する場合、新品とは違ったポイントもしっかりチェックする必要があります。後悔のないようにどのようなポイントを見て、候補を絞り込むか紹介します。

2-1. 製造年数

中古エアコンを購入する場合、何年に製造されたのかは忘れずに確認してください。一つポイントになるのが、製造されてから10年以内のものかどうかです。というのもエアコンの耐用年数は10年とされているからです。

つまり製造から10年以内のモデルであれば、直ちに壊れる心配はないでしょう。10年以上経過しているといつ故障してもおかしくありません。また多くのメーカーでは耐用年数に合わせて、部品の製造期間を10年程度としています。製造期間を過ぎてしまうと故障しても部品の交換ができなくなる恐れがあります。

2-2. 保証の有無

もし壊れた場合でも無償で修理してもらえる保証がついているかどうか確認しましょう。保証がついていると、いざ故障してしまったというときでも安心です。エアコンのメーカー保証は1年というものが多いようです。しかし一部パーツ、具体的には熱交換機や圧縮機などは保証期間が5年としているものもあります。さらに中古エアコン販売店の中には、独自の保証を設けている場合もあります。保証期間や保証内容を見て、より手厚い条件のお店で買い求めるのがおすすめです。

2-3. 冷媒ガスが入っているか？

エアコンは冷房や暖房で冷たい・温かい風を送り出しますが、これは冷媒ガスが入っていないとできません。そこで中古エアコンを購入する前に、冷媒ガスが十分入っているかどうかはチェックしておきたいところです。もしガスが入っていないと、ガスを入れるための追加料金がかかってしまいます。冷媒ガスの有無は、ポンプダウン、もしくはガス回収をしているかどうか業者に確認してください。ポンプダウンとは室内機や配管内に残っている冷媒ガスを室外機に回収して閉じ込める作業のことです。内部の冷媒ガスを減らさないようにするための措置です。

3. まとめ