エアコン取り付けでベッドの上はおすすめか?
エアコンの取り付け位置がベッドの上に来ると、問題がないか気になる方もいるでしょう。結論からいうと、ベッドの上にエアコンがあると、健康への影響が懸念されます。そのため、なるべく2つを離しましょう。今回はエアコンの正しい取り付け位置が気になる方のため、ベッドの上がおすすめできない理由を紹介します。以上を踏まえて、エアコンの理想の位置を示しておきました。こちらを読めば、部屋のレイアウトの参考にしていただけるでしょう。
1. ベッドの上にエアコンは取り付けにくいのか?
ベッドの上にエアコンを設ける形は、作業者にとっても取り付けにくいでしょう。多くの部屋で見られますが、設置工事では一定の配慮を要します。ベッドとエアコンの位置関係について、以下のポイントを見てください。
1-1. ベッドは取り付けの制約につながる
ベッドの上では、エアコンを設けづらいでしょう。業者にとって、他人の家具の上に乗りながら作業をするわけにいきません。作業時にベッドが汚れてしまうと、お客さんも使いづらくなるからです。業者の邪魔になりたくない場合は、一時的にベッドを動かす必要があります。
エアコンの周辺にはなるべく余分なものがない方がよいからです。それによって、設置作業もスムーズになります。エアコン取り付け作業では、ベッドの存在が邪魔になるかもしれません。工事当日は一時的に動かしましょう。
1-2. ベッドの上にエアコンはよくある話
実際にベッドの上にエアコンが付くのは、よくあるようです。 これはエアコン専用のコンセントが関係しています。寝具を置く場所とコンセントが近いために、ベッドの上にエアコンが来てしまうのです。この状態を避けるには、引越しを決めた段階から、事前にレイアウトを決めてください。ベッドの位置をエアコンから離すことを優先しましょう。この2つは、レイアウト決めで無意識に近くなることがあります。こうならないように、位置関係を慎重に考えてください。
2. ベッドの上にエアコンがある状況はおすすめできない
ベッドの上にエアコンがあると、さまざまなデメリットが考えられます。風が当たりすぎて体調に影響するかもしれません。また音が気になって、睡眠の質が悪くなる方もいます。ベッドの真上にエアコンがある場合の弊害を、以下で考えましょう。
2-1. 風が当たりすぎて体調に影響するから
エアコンがベッドの真上にあると、体調への影響が懸念されます。寝ているときは、器具からの風を直接浴びるからです。とくに夏場の冷房によって、風邪をひくリスクに注意してください。
以上を避けるには、エアコンの真下を避けつつ、吹き出し口と並行になる形でベッドを置きましょう。ベッドの上にエアコンが来ている場合は、吹き出し口の調整を考えてください。いずれにしても、エアコンの吹き出し口がベッドに当たらないようにしましょう。
2-2. 音が気になって眠れない人もいる
エアコンの真下にベッドがあると、稼働音が気になるでしょう。うるさすぎてうまく眠れない方もいます。機種によっては音が大きく、安眠を妨げるかもしれません。睡眠のためにも、エアコンの静音性は欠かせません。
近年はこれに優れたモデルもあるので、引越しを控えているなら買い替えも選択肢です。またもともと使っている機種でも、スリープモードや静音モードで対応できます。寝るときは、エアコンの稼働音対策も欠かせません。
3. エアコンの理想の取り付け位置は?
エアコンの理想の取り付け位置を解説します。理想はベッドから離れていて、なおかつ部屋の短辺側にあることです。ほかにも窓に近い位置ならよいでしょう。エアコンの真下や正面に物が来ないかも確かめてください。エアコンの設置場所に関する要点を、以下で解説します。
3-1. ベッドから離しつつ、部屋の短辺側に設ける
エアコンはベッドから離しつつ、部屋の短辺側に置きましょう。多くの部屋は長方形になっています。そのうち辺の短い方にエアコンを据えてください。
部屋の短辺側に室内機があれば、風の影響を受けにくくなります。ベッドは基本的に部屋の長辺側に置くからです。このような配慮で、ベッドの上にエアコンが付くのを避けられます。部屋の短辺側にエアコンを置ければ、ベッドに風が当たるリスクを抑えられます。
3-2. 窓に近い位置が望ましい
できればエアコンは、窓に近い位置がよいでしょう。外気の暑さや寒さは、主に窓から伝わるからです。窓に近づくと、外気の温度を感じやすいため、こちらへの配慮が大切です。窓の上にエアコンがあれば、部屋の環境を整えられます。夏の熱気や、冬の冷気をエアコンが吸い込むからです。これによって、部屋の温度調節をしながら快適に過ごせます。
3-3. 真下や正面に障害物がないかチェック
エアコンの真下や正面には、障害物がないことが望ましいでしょう。風の出る方向に物があると、そこに当たってしまいます。結果として対流が起き、部屋全体に温度が行き渡りにくくなります。先にエアコンの位置を決めたら、真下や正面には物を置かないようにしましょう。しかし部屋の物が多すぎて、どうしてもエアコンに干渉することもあります。その場合は断捨離などで物を減らすのも選択肢です。いずれにしてもエアコンの風が届きやすいように、全体のレイアウトを工夫してください。
4. まとめ
エアコンの取り付けは、ベッドの上にはおすすめできません。作業をしづらいうえ、寝るときに風が当たるからです。これを避けるには、家具同士の位置関係を工夫しましょう。エアコンを部屋の短辺側、ベッドを長辺側に置くと快適になります。理想の環境のために、部屋のレイアウトをじっくりと考えてみてください。
「Kizuna住設」では、エアコンの取り付けを扱っております。お客さまへの気配りを最大限にしつつ、設置を進める方針です。ほかの家具との位置関係でも、的確なアドバイスをいたします。取り付け希望の方は、当サイトまでお問い合わせください。