エアコン取付け トラブル

エアコン取付工事でトラブルが発生？

対策や予防法をご紹介！

引っ越しする、新しくエアコンを購入する際に業者にお願いして、エアコン取付工事をするでしょう。お願いする業者によっては、このエアコン取付工事でトラブルが起きることも考えられます。もし、エアコンの取付け時に何かトラブルが起きた場合、どう対処すればいいのでしょうか。また失敗しないための予防法についても解説します。

1. エアコン取付け時のトラブル事例を紹介

エアコン取付け時にトラブルが起きることも考えられます。インターネットに紹介されていた事例の中で、主だったトラブルについていくつかピックアップしてみました。

1-1. 配管がむき出しになっている

通常、エアコンの配管部分には断熱材を巻きます。冷房を運転しているときに結露の生じ、カビの繁殖や配管が腐食する危険性があるからです。

ところが断熱材をまかなかったために冷房運転すると、配管から水がポタポタ垂れるトラブルが起きます。ここまでひどくなくても、冷房を付けた時に配管のどこかに水滴のつくこともあり得るでしょう。

これも配管の断熱処理に何らかの問題があったと考えられます。

1-2. 穴あけに失敗する

通常穴あけをする際には、図面を確認してからどこに穴をあけるか検討します。というのも柱や電線、ガス管、アンテナ線など外部からではどこにあるかわからないからです。しかし中には図面できちんと確認せずに穴をあけて失敗する事例も見られます。穴をあけてみたところ障害物があったので、また別のところに穴をあけるといったトラブルが起こりえます。

1-3. 配管がグニャグニャになっている

室内配管の穴までの伸ばし方が雑になると、グニャグニャになって見た目が汚らしくなることもあり得ます。きちんと配管のアプローチを前もって検討していなかった、もしくは見た目が悪い場合でも、そちらの方が工事は楽で時間もかからないからそうしている、という可能性があります。

1-4. 手抜きでトラブルが起きる理由

このような手抜き工事でトラブルになってしまうのには、業界の背景が関係しているかもしれません。ひとつ当たりの報酬が安いので、数をこなす必要があるのです。そのため、一日の予約を詰め込んでしまい、早く工事を済ませないと、次のお客さんに迷惑をかけてしまう状況となるのです。そのような焦りから、手抜き工事が発生してしまいます。

2. エアコン取付工事のトラブルが起きたら？

エアコン取り付けをお願いしたところ、手抜きやミスが発覚したという場合もあるでしょう。その場合どうすればいいかについて、あらかじめ把握しておきましょう。また取り付け工事でトラブルが起こらないようにするには、何に気をつければいいかについてご紹介します。

2-1. 工事ミスでトラブルが起きたら？

もし工事ミスが発覚した場合、まずは施工を担当した業者に連絡をして保証を踏まえた話し合いをしましょう。しかし、当事者同士では話し合いがうまくいかない可能性があります。その場合、弁護士をつけることも検討しましょう。賠償などの法律にのっとった解決を希望する場合には、専門家である弁護士に相談するのが賢明です。しかし、知り合いに弁護士がいない方も多いでしょう。その場合、法律相談のポータルサイトがあります。無料で法律相談を受け付けているところもありますので、まずはこちらを利用するといいでしょう。

また国民生活センターに相談するのも一考です。商品やサービス一般に関する苦情や相談などを受け付けています。専門の相談員が相談に乗ってくれ、サービス提供者側と消費者側双方に公正な立場で問題の処理にあたってくれます。

2-2. トラブル回避するために

取付け工事でトラブルにならないためには、業者と密にコミュニケーションをとることが大事です。どんな形で施工するのか、工事費用はいくらか、そして、万が一問題が起きた場合保証はどうなるのかなどについてしっかり話し合っておきましょう。さらに、双方納得したところで初めて施工をお願いすれば、まずトラブルが起きることはないでしょう。

工事保証はほとんどのエアコン設置業者が提供しています。しかし保証期間や保証内容は業者によって異なります。保証がどうなっているのかについても、自分が納得できるまで質問するなどして説明を求めてください。

3. まとめ